野球用語「ブラッシュボール」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「ブラッシュボール」とは?
ブラッシュボールとは、野球における投球術のひとつで「打者を後ろにのけ反らせるために、投手が打者の胸元近くスレスレのコースに球を投げること」です。ブラッシュボール(brush ball)は和製英語で、実際の英語では、「brush back pitch」とよびます。
「ブラッシュボール」は、「接触、小競り合い」などの意味を持つ「ブラッシュ」と、「球」の意味を持つ「ボール」が組み合わさった野球用語。つまり、打者の体に接触するような厳しいコースの球という意味です。
もし、監督やコーチから「ブラッシュボールに気をつけろ!」と言われたら、相手投手は、あなたの胸元近くの体ギリギリに投げてくる可能性がある、と解釈して問題ありません。
ブラッシュボールは強打者などに対して、威嚇したり、体をのけぞらせて投球の幅を広げたりするために使うボールです。
ブラッシュボールは高度なコントロール技術を必要とするボールで、コントロールミスをすると相手打者にデッドボールをぶつけてしまうことになります。
「ブラッシュボール」と「ビーンボール」の違いとは?
ブラッシュボールに似た言葉に「ビーンボール」があります。ビーンボールとは、日本語で言えば「危険球」。ビーン(bean)には「頭部」という意味があり、頭を狙った投球のことを「ビーンボール」とよびます。
ブラッシュボールは、打者をのけぞらせるための球で、実際に打者の体にボールを当てません。しかし、ビーンボールは最初から打者の頭を狙った危険な投球です。公認野球規則においてもビーンボールは禁じられていて、プロ野球では頭部へのデッドボールは即退場。ビーンボールはダメ、絶対。
「ブラッシュボール」の使い方・例文
ブラッシュボールの例文・用例を紹介します。
〇ブラッシュボールにびびって、外角の球に腰がひける。
〇ブラッシュボールを使いこなし始めてから、投球の幅が広がった。
「ブラッシュボール」の具体的な使われ方は?
吾郎
「顔面付近のブラッシュボールを意図的に投げて、打者をびびらそうとしたことなんて一度もねぇ!」 pic.twitter.com/kl1wg9oGAN— MAJOR 名言bot (@aiueo7022) October 28, 2015
江本「藤浪に狙ってブラッシュボールできるような制球力があるわけがない!そんな奴にバントする黒田も指示を出したベンチも悪い」 #carp
江本「怒った黒田が悪い。藤浪がわかってない」-|http://t.co/BKqBj5TtxZ pic.twitter.com/U7Msgaf3F1
— かーぷぶーん⊂( ●▲●)⊃ (@carp_buun) April 25, 2015
「ブラッシュボール」の類義語
ブラッシュボールの類義語は、「死球」です。
「ブラッシュボール」に関する練習法
ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる「体が開かない左手の使い方の習得法」。ブラッシュボールで起こるミスのほとんどは、体の開きが原因。このメソッドにより体の開きが抑えられて、球速・コントロールともに向上します!
「ブラッシュボール」まとめ
ブラッシュボールの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「ブラッシュボール」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら