野球用語「トルネード投法」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「トルネード投法」とは?
トルネード投法とは、野球におけるピッチャーの投球フォームのひとつです。
「トルネード投法」は、「竜巻」という意味の「トルネード(Tornado)」が由来のピッチングフォーム。竜巻のようにバッターにくるりと打者に背中を見せるように体をひねる投げ方であることから、トルネード投法と名付けられました。
「トルネード投法」の利点・メリットは?
トルネード投法は、非常にダイナミックでかっこいい投げ方ですが、トルネード投法の利点は見た目のカッコよさだけではありません。
トルネード投法の利点は、体を大きく捻られた筋肉は、その反発作用によって体が強く回転し、その力がボールに伝わって球威が増します。
また、体を捻ることにより、打者の視点からボールの出所(リリースポイント)がわかりにくくなり、タイミングを取りにくくさせるメリットがあります。
「トルネード投法」の欠点・デメリットは?
トルネード投法の魅力は、体を大きく捻ることですが、それが欠点・デメリットにもなります。走者がいる時は、モーションが大きいため、盗塁をされやすくなります。
また、身体を大きく動かすため、バランスを崩しやすく、コントロールが乱れやすくなるのも、トルネード投法の傾向です。
h2 class=”style3a”>「野茂投手以外」の「トルネード投法」の投手は?
トルネード投法と言えば、野茂英雄が代表的ですが、それ以外にもトルネード投法で素晴らしい投手はたくさんいます。
例えば、NPBのシーズン最多登板数記録(90試合)をほこる、元阪神タイガースの久保田智之さん。ソフトバンク、巨人で活躍した左腕・森福允彦さん。
現役の投手では、巨人・高井俊投手。東北高校から悠久山栄養調理専門学校で調理師の勉強をしながらクラブチームで軟式野球を続け、後に新潟アルビレックスBCに入団してジャイアンツに育成枠で入団した投手。野茂英雄を彷彿とさせるダイナミックなトルネード投法で、支配下登録を目指す注目の投手です。
「トルネード投法」の使い方・例文
トルネード投法の例文・用例を紹介します。
〇トルネード投法からキレのいい球を投げ込む
〇故障を機に、トルネード投法にフォームを改良した。
「トルネード投法」の具体的な使われ方は?
石原さとみ、始球式でトルネード投法!かわいい(*`▽´*) pic.twitter.com/ior1wrxuzt
— Yagami (@Yagami396) August 1, 2016
初めて見たんだけど巨人の育成選手、高井俊が野茂ばりの、と言うか野茂そのものなトルネード投法で、一体どんな経歴なのかとググったら調理師専門学校卒という経歴もなかなかインパクトのある選手だった。支配下目指して頑張れ。 pic.twitter.com/Rv73hJ0gbU
— IBUKI (@ooyunohara) July 3, 2019
「トルネード投法」の類義語
トルネード投法の類義語はありません。
「トルネード投法」に関する練習法
トルネード投法をマスターするのに重要なことは、体を捻ることではなく、捻った体を安定して支えること。つまり、下半身の筋力・バランスをつけることがトルネード投法習得の近道。
ご紹介するのは、「バランス感覚↑」+「下半身・体幹↑」を同時する「シャドピッチング」。これにより、トルネードで体を捻った時の安定感を増して、球威・コントロールをアップさせてください。
「トルネード投法」まとめ
トルネード投法の意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「トルネード投法」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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