野球用語「トンボ」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「トンボ」とは?
トンボとは、野球における道具のひとつで「グラウンドの土を整備する道具」という意味です。英語では、「rake(レーキ)」とよびます。
トンボは、グラウンドの土を平らにならして整備する際に使用する道具のこと。トンボはT字の形をしており、木製・鉄製どちらもあります。
種類は、①平らになったもの、②土を削りやすく波状(歯付き)になったもの、③仕上げが美しくなるブラシ付きのものなどがあります。
「トンボ」の由来、語源、正式名称とは?
トンボは通称名で、正式名称は「グラウンドレーキ」とよびます。T字の姿かたちが虫のトンボに似ていることから「トンボ」とよばれています。
また、トンボでグラウンドの地ならしをすることを「トンボをかける」と言います。もし監督やコーチから「トンボをかけておいてくれ」と言われたら、「グラウンド整備をしておいてくれ」と指示されたと解釈して問題ありません。
「トンボ」のかけ方
トンボをかける目的は、打球のバウンドがイレギュラーしないように、グラウンドの表面を平らにすることです。その目的のために、重要なことはグラウンドの低く削れた部分に高く盛り上がった場所から土を運んできてかぶせること。
そのために、トンボの基本的なかけ方は、「トンボを引いて土を戻す」を繰り返します。また走路などでグラウンドが深く荒れている場所に対しては、「トンボを押して引いて」ならしていきます。
「トンボ」の価格
野球のグラウンドをならすトンボの一般的な価格は、3,000円~7,000円。大きさや、タイプによっても異なります。トンボは決して安いものではないため、DIYをしているチームもたくさんあります。また支え部分が外れてくるので、修繕しながら使っていくのが一般的です。
「トンボ」の使い方・例文
トンボの例文・用例を紹介します。
〇グラウンドをトンボで整地する
〇自分だけトンボがない
「トンボ」の具体的な使われ方は?
今日のとある高校取材。練習後のグラウンド整備は全員で。内野はトンボ前のレーキというガリガリ作業が大事。凸凹を無くすことで堅守の内野陣を作り上げる。練習試合を見る際はグラウンドの美しさにも注目して、ぜひ選手を褒めてあげてください。地道な作業から上達が始まります。#高校野球 pic.twitter.com/AET7xezagu
— JUNICHI ODANO/小田野純一 (@JunichiOdano) June 5, 2020
グラウンド整備でトンボを押してたら石か何かに突っかかって「オェッ」
ってなった事ある人RT pic.twitter.com/CKUkAAiUem— ぼっと (@vvvekm) October 21, 2015
「トンボ」の類義語
トンボの類義語は、「レーキ」です。
「トンボ」に関する練習法
内野のボテボテゴロを一体どのようにしてうまくさばけるようにするのか?船橋市立二宮中学校 野球部・長岡監督が教える、ゴロ捕球がうまくなる「3ステップ練習ドリル」です。練習後は、もちろんトンボでグラウンドを平らにならしておきましょうね!
「トンボ」まとめ
トンボの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「トンボ」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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