野球用語「悪球打ち」とは?意味・使い方・上達法がわかる!



「悪球打ち」とは?

悪球打ちとは、野球におけるバッターを表現する言葉のひとつで「ストライクゾーンから大きく外れたボール球を振る打者、得意とする打者」という意味です。

読み方は「あっきゅううち」。英語では、「bad ball hitter(バッドボールヒッター)」とよばれます。

悪球打ちの「悪球」は、単なるボール球のことではなく、“ストライクゾーンを大きく外れたボール球でヒットを打ちにくい球」のことを指します。つまり、「悪球打ち」は見送ればボールになる球に手を出してしまう打者のことを意味します。

悪球打ちは、「悪球を打つのが得意」という意味で使われることもありますが、大抵の場合は「ボール球に手を出しやすい」というネガティブな表現として使われます。

もし監督やコーチから「最近は、悪球打ちが目立つぞ」と言われたら、「ボール球を見逃して、ストライクゾーンの球だけを打つようにしなさい」と言われている、と解釈して問題ありません。

「悪球打ち」が上手い選手は?

ストライクゾーンを打つのと、ストライクゾーンを外れた悪球を打つのとでは、ストライクゾーンを打つ方がヒットになる確率が高いことは数字で証明されています。ところが、中には悪球打ちでも高いアベレージを残している選手たちがいます。

NHKのSPORTS STORYでは、悪球打ち(ストライクゾーン外)の打率が高いプロ野球選手の上位5人に、以下の選手を挙げています。

〇第1位 中村晃(福岡ソフトバンクホークス)
〇第2位 雄平(東京ヤクルトスワローズ)
〇第3位 糸井嘉男(阪神タイガース)
〇第4位 角中勝也(千葉ロッテマリーンズ)
〇第5位 筒香嘉智(タンパベイ・レイズ)
出典:NHKのSPORTS STORY『来る球拒まず!』悪球を打つ男たち その規格外の魅力

他に、実在しない選手ですが、マンガ「ドカベン」の登場人物であり、いつも口に葉っぱをくわえている岩鬼正美も、頭付近にくるビーンボールをホームランにする悪球打ちとして有名ですよね。

「悪球打ち」の使い方・例文

悪球打ちの例文・用例を紹介します。

〇彼は悪球打ちの名人だ
〇悪球打ちでタイムリーヒット

「悪球打ち」の具体的な使われ方は?

https://twitter.com/Victory_Cyclone/status/1270374727454883841

https://twitter.com/yoshiken_0423/status/1272001011528331265

「悪球打ち」の類義語

悪球打ちの類義語はありません。

「悪球打ち」に関する練習法

悪球打ちで悩んでいるならこの練習メニューが役立ちます!ご紹介する上達法は、野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる「ミート力を上げるメソッド」。このミート力を身に付けるのに有効な練習法で、悪球打ちを回避して、打率・出塁率を上げてみてください!

「悪球打ち」まとめ

悪球打ちの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。

この記事を読み返して、「悪球打ち」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!

 

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