野球用語「ハーフウェー」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「ハーフウェー」とは?
ハーフウェーとは、塁と塁の半分の中間地点。走者が打球を見て進塁と帰塁のどちらでもできる位置のことを意味します。英語では、「halfway」と書きます。ハーフウェー、ハーフウェイのどちらも同じ意味ですが、本記事ではハーフウェーに統一します。
ハーフウェーは、「半分、中間」という意味の「half(ハーフ)」と、「道」を意味する「way(ウェー)」が組み合わさった言葉。つまり、野球においてハーフウェーとは以下の地点を指します。
●一塁と二塁の中間地点
●二塁と三塁の中間地点
●三塁と本塁の中間地点
走者はハーフウェーの地点で待機、次の塁へ進むか、前の塁へ戻るかを判断します。なぜ、走者はハーフウェーで打球を見て進塁・帰塁を判断するのでしょう?相手の野手が打球をノーバウンドで捕球すれば、前の塁に戻ってベースにタッチ(リタッチ)しなくてはいけません。
逆に野手がワンバウンド以上で打球をキャッチすれば、早く次の塁に到達しなければいけません。そこで、ノーバウンド・ワンバウンド以上のどちらになっても、進塁・帰塁をすばやく行えるように、塁と塁の中間地点であるハーフウェーで打球を見て「どうするか」を判断するわけです。
もしあなたが走者のとき、監督やコーチから「ハーフウェー!」と声が掛かったら、次の塁と前の塁の中間地点で打球の行方を確認して、次の行動を決定するようにしましょう。
ただし、ハーフウェーはあくまでも目安です。あなたの足や、相手の守備、肩、グラウンド状況によって、進塁側や帰塁側にポジションを変えるようにしましょう。
「ハーフウェー」の使い方・例文
ハーフウェーの例文・用例を紹介します。
〇ハーフウェーから急いで帰塁する
〇ハーフウェーで一旦止まって状況を確認する
「ハーフウェー」の具体的な使われ方は?
勝ったから触れなかったけど、どうしてこの当たりでギリギリセーフなの?
たとえセンターライナーだったとしても、セカンドからのタッチアップは難しい。
この場合、セカンドランナーはハーフウェーで待っとくべきじゃないんかーい。 pic.twitter.com/GDWyQwHciN— ぺい@マツダスタジアム6/26,27 (@carp_redbridge) July 27, 2020
植田君
さっきホームアウトになったら
罰金ものだったよ。あんなに浅いライナーで
タッチアップなんか出来ないから
ライナーバック出来るくらいの
ハーフウェーにいなきゃ。走塁が仕事なのに
走塁判断ミスばかりする。— てる ☆ 阪神スカウトごっこ (@teru_hanshin) July 20, 2019
「ハーフウェー」の類義語
ハーフウェーの類義語はありません。
「ハーフウェー」に関する練習法
外野までボールを運んだら、加速してハーフウェー付近を狙います。そうすることで、相手の小さなミスで次の塁を奪うことができます。そんな強力なベースランニングのスキルを身に付ける練習法を公開します。
野球動作解析のスペシャリストで、筑波大学硬式野球部の監督である川村さんが教えてくれる走塁トレーニング「やじろべえ」。この走塁練習法で、スキのない攻撃ができる選手になってください!
「ハーフウェー」まとめ
ハーフウェーの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「ハーフウェー」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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