野球用語「モップアップ」とは?意味・使い方・上達法がわかる!
「モップアップ」とは?
モップアップとは、野球における投手の呼び方のひとつで「敗戦処理、または敗戦処理をする投手」という意味です。英語では、「mop up」と書きます。
モップアップには、もともと「こぼれた水などをぬぐい取る」「片づける」「後始末をする清掃員」という意味があり、転じて、野球では「負け試合を処理する投手」のことを指します。
モップアップの役割は、その名のとおり「負け試合を処理すること」です。相手チームに大量得点でリードされている時などに登板して、試合を終わらせ、他の投手を温存します。
大量リードを許しているため、プレッシャーという点では、僅差の試合での登板よりは気持ちを楽に投げることができるので、プロ野球では若手の投手や、調子を落とした投手が調整する場として登板することがあります。
もし監督からモップアップとして登板を指示されたら大きなチャンス。負けが濃厚な試合のため、味方の士気が下がっているところで奮闘すれば、次の登板のチャンスがあります。「どうせ敗戦処理でしょ」ではなく、次へのチャンスとしてモップアップをとらえましょう。
「モップアップ」の使い方・例文
モップアップの例文・用例を紹介します。
〇モップアップからの勝利投手!
〇モップアップから地道に信頼を勝ち取る!
「モップアップ」の具体的な使われ方は?
ブルペンが完全に崩壊状態。これから田澤純一がモップアップにマウンドへ。更に大きなブーイングがボビー バレンタインへ。
そりゃそうでしょう なんせヤンキース戦のチケットって阪神ー巨人戦より入手が困難だし。 pic.twitter.com/LORnidoi— yazyaz (@yazyaz63) April 21, 2012
中日2番手山井
2回 被安打1 与四球2 奪三振3 無失点若竜ではなく最古竜(笑)が2番手として登板。投げる球投げる球に気持ちは伝わったものの2つのワンバン暴投と2四球など、こちらも余計なボール球を投げ過ぎ。
しかしそれでいて無失点とまあモップアップ要因としては適してる印象。 pic.twitter.com/xLNhNmuz8p— ジュリ@6/27ズムスタ (@juliet5556) July 21, 2020
「モップアップ」の類義語
モップアップの類義語はありません。
「モップアップ」に関する練習法
モップアップで登板した際に重要なのは何か?――それは、インパクトです!そして監督やコーチの頭の中に存在を印象付けるインパクトに必要なもの。それがボールのキレではないでしょうか?
ご紹介するのは、ボールのキレを鋭くして伸びのあるボールを投げるための練習法。このメソッドにより、コントロールと伸びのあるボールを同時にレベルアップさせることができます!
「モップアップ」まとめ
モップアップの意味、使い方、そして上達法を紹介しました。野球用語の意味がわかれば、監督やコーチから指導してもらう際に吸収するスピードが違います。つまり、上達が加速するということです。
この記事を読み返して、「モップアップ」の理解を深めて、さらに野球を楽しんでくださいね!
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